令和2年6月19日 厚生労働省より配信された「新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOA」ですが、令和2年7月10日現在でDownload数は約630万以上となっています。
アプリが配信されてから7月10日現在までの約1か月間で陽性者は約3700名となっています。
しかし、厚生労働省の発表によると新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」にて陽性登録した人は3人と明らかにしました。1000分の一以下の登録ですね。
この接触確認アプリ「COCOA」は、アプリ利用者が感染が確認されたことを登録することで、他の利用者に「感染者と接触した可能性」を通知するものです。
以前の記事でも接触確認アプリCOCOAの課題点をあげましたが、やはり危惧していた結果となってしまいました。
陽性者が自己申告/自発的に登録をしなければいけない点が大きな問題で、いざ自分に陽性結果がでた場合「他の人に知らせなければ」などの余裕があるとは思えません。
軽症の人も多いかと思いますが、そもそも体調は良くはない状態ですよね。
ただでさえ体調がよくない状況で、心の余裕もない状態で接触確認アプリCOCOAに登録番号を確認の上登録作業を行えるでしょうか。
もちろん、行った方がいいとは思いますが、実際難しいですよね。
筆者としては、国が個人のスマホへ陽性登録を行うくらいの、強制力があっても良かったかと思います。
陽性登録云々の前にアプリをダウンロードしていない人もいるでしょうから、そちらも強制的にやってしまった方が良いと思います。
それこそ再び緊急事態宣言で自粛する社会になるよりは・・・
このままでは、せっかく貴重な税金から予算を出して至急作り上げたアプリも無駄になってしまいますし、なにより効果をなしていません。
現状の運用では、誰もが当初から危惧していたことだと思います。国は接触確認アプリCOCOAの運用に関して、どのようにシュミレーションされたのか疑問が残ります。
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