【オンライン面会】メリットとデメリットを踏まえてもおススメ!とおまけ

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医療・福祉
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高齢者施設や障害者施設において、ご家族とお会いする機会はご本人の外出外泊、ご家族からの面会の主に3パターンあります。

今回新型コロナ感染症対策のため外出外泊面会が制限されていました。

そこで登場したのがこのオンライン面会です。本記事ではそのメリットデメリット、必要な準備、提案することで施設の印象も良くなります。これについてご紹介したいと思います。

 

 

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施設のオンライン面会はメリットが大きい

  • 交通費がかからない。
  • 移動時間がかからない。
  • 遠方で中々会えなかった方も、会いやすくなる。
  • 家族がそれぞれ別の所にいても可能。

上記のようにメリットは明白です。特に遠方で中々会えなかった方に関しては、むしろ面会がしやすくなったことかと思います。また、ご自宅から施設等への移動にかかる時間や交通費の負担もなくなることから、ご家族のメリットは大変大きなものだと思います。

 

 

施設のオンライン面会はデメリットもある

  • スマホやPCなどのデバイスの設定が必要
  • WIFIなどの通信環境が悪いと、声や動画にスムーズでない。
  • 出先等スマホ自体の通信で行う場合は、パケット通信料が気になります。

ご家族が高齢者の場合、設定は容易ではありません。line?zoom?と「(・・?」このような表情になる方も多いでしょう。

今やほとんどの家庭にWIFI環境が整備されていますが、100%ではありません。特に家族に若い方がいない場合はインターネット環境が整っていない所も多いかと思います。

通信環境が悪いと、せっかくのオンライン面会も声が聴きとりづらく何を言っているかわからない。動画もカクカクでよくわからない。とストレスになる場合もあります。

 

 

オンライン面会を提案するだけで施設の印象は上がる。

上記のメリットデメリットを踏まえて、施設などではオンライン面会を行うところがチラホラでてきました。ただし、まだまだオンライン面会を行っている施設は少数派です。

デメリットで説明したように、オンライン面会で使用するソフトはlineだったりzoomだったりそれぞれですが、ご家族の理解を必要とします。

つまり、受け手にも設定を要するので、それを苦手とするご家族もいらっしゃいます。全員が利用できるわけではありません。日々の生活に新しい行動を行う際には、ちょっと頑張らないといけませんし、それを面倒だと思う方もいるでしょう。

なので実際利用する人は1割程度かもしれません。

それでも施設として、オンライン面会を提供しますよと、ご家族へアピールすることは大変喜ばれることでしょう。それだけで施設の印象にも好感が持てます。

だって「感染症対策で面会休止している中、ご家族や入所者との交流機会をなんとか考えました」これが悪いわけありませんよね。世の中には賛否あるものもありますが「オンライン面会は賛成しかない良い取り組み」になります。

まだまだ普及しだして新しいものですので、マスコミにも取り上げられる施設もあります。

もし、周辺の施設でオンライン面会を行っていない、また行っていたとしてもまだマスコミに取り上げられていなければ、是非取り上げてもらってください。

地域の新聞社に自施設の取り組み(オンライン面会)を伝え、取材に来てもらうよう連絡してみてください。

おそらく地域の新聞社さんは取り上げていただけるはずです。

いち職員であればそこまでの権限はないでしょうから、会議や上長を通して進めてみてください。(※トップに話が届くように話を持っていくルートは考慮されてください。)

 

 

おまけ オンライン面会:提案するのはあなた

さて、それでは誰が職場に提案するればよいでしょうか。

LINEであれば特に若い方やアプリ系が好きな方は得意分野だと思います。逆に管理職の方々は年齢も高い方が多いでしょうから、疎い方も多いのではないでしょうか。

この記事を見ているあなたはLINEの使い方の説明などできますか?

出来るのであれば、本記事のメリットデメリット及び下記の他施設の取り組みを参考に、是非提案してみてください。

職員同士の話で軽くオンライン面会について、触れることはあったかと思いますが、それではその場の話で終わってしまいます。「良いことなのに上の人は何でやらないんですかね」っと愚痴で終わってしまっているのがほとんどだと思います。

もしかしたら、やらないというより、よくわからないので、よくわからない事には手を出したくないのかもしれませんね。この記事を見ているあなたはそれが出来ると思います。

しっかりとした準備、しっかりとした取り決めさえ出来てさえいれば、少しの労力でご家族には大きな喜びになることは間違いありません。

具体的に話が進んだ際には、例えば大きな医療機関等にはSEさん(システムエンジニア)がいたりするので、ホームページに案内を記載するなどはお任せしても良いかもしれませんが、SEさんが施設に配属されている方が珍しいですよね。その時は、事務の方が担当されていると思いますので、所属長または会議などで提案していただいて、進めてみてもいいでしょう。

※LINEは普段使っているけど、使用方法の説明となると・・・・の方は、ググるとすぐに出てくるので少し調べるだけで大丈夫かと思います。

 

 

オンライン面会 施設で始める際の注意点

いざ実施することが決まった場合、いきなり実施するのはやめましょう。きちんと準備が必要です。中には長時間しゃべり続ける方もいるでしょうが、その間ずっと職員がついておく必要もあるでしょう。通常業務に影響を及ぼさないよう事前の取り決めが必要です。

以下のリンクに事前取り決め例を載せてますので、ご参考にされてください。

【オンライン面会】方法を参考例を挙げて解説!
別記事にてオンライン面会のメリットデメリットを記載しておりましたが、ここでは事前の取り決めに関して、例をあげておきますので是非参考にされてください。利用期間、利用ツール、利用時間、設定方法、

 

 

オンライン面会はコロナ終息後も実施すべき

オンライン面会はコロナ感染症が終息したら終わった方がいいの?

そんなことはありません。オンライン面会のメリットでも記載してありますように、元々遠方だったりご家族が高齢で移動が困難な方である場合、普段からそもそも面会が難しい状況にある方もいらっしゃいます。なので、コロナ感染対策期間に限らず、今後も続けられて良いでしょう。

ただし、事前準備に書いてありますように、通常業務が滞ってしまってはオンライン面会の継続が困難になりますので、事前準備はしっかりと行いましょう。

 

 

まとめ

  • 普段から遠方であえない方に対しても、面会が可能
  • ご家族側にも設定が必要になるので、できない家族もいる。
  • 実施しないのは、権限を持っている人が仕組みを理解していないから。
  • あなたが提案しましょう。
  • 事前の準備は必要。
  • コロナ感染対策期間以外でも有用

 

その他コロナ感染症関係はこちら

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おわり

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