放デイの現場には、他の仕事ではなかなか伝わらない”あるある”がたくさんあります。子どもとの関わり、保護者対応、山積みの書類、職員同士の空気、そして送迎中のハプニング。「わかる…!」と頷きながら読んでもらえる25個を、支援歴18年のヒコ先生が現場目線でまとめました。
どれも”あるある”すぎて、書きながら何度もうなずいてしまいました。今日は笑いながら、明日からの対応のヒントも一緒に持ち帰ってもらえたら嬉しいです。
① 子どもとの関わりのあるある
1. 「今やる」と言ってからが長い
「あとで」ではなく「今やる」と宣言したのに、実際に動き出すまで気持ちの助走が要る利用児は多いもの。急かすと逆に固まってしまうこともあります。
2. 切り替えスイッチが硬い
好きな活動に入ると、次の活動への切り替えに時間がかかる子。終わりの合図だけでは気持ちが追いつかないことがあります。
3. 同じ絵本・同じ遊びの無限リクエスト
気に入った絵本や遊びを、飽きることなく何十回も「もう一回」とせがまれる。読む側が先に息切れしてしまうこともよくあります。
4. お気に入り職員への一直線
特定の職員にだけべったり甘える利用児。同じ声かけでも、誰が言うかで反応がまるで違う、なんてこともあります。
5. 「もうすぐ終わり」で急に集中する
活動中はそわそわしていたのに、終了間際になると急に集中力が増して丁寧に取り組み始める。現場ではよく見る光景です。
② 保護者対応のあるある
6. お迎え時の立ち話が気づけば20分
「ちょっとだけ」のつもりが話が弾んで、気づけば次のお迎えの車が待っている。送迎現場あるあるの代表格です。
7. 連絡帳の一言に悩む夜
たった数行の連絡帳なのに、伝え方ひとつで受け取られ方が変わるため、何度も書き直してしまうことがあります。
8. 「家では全然」と「ここでは案外」のギャップ
保護者から「家では全然聞かないんです」と聞くのに、事業所ではしっかり取り組めている。よくあるギャップです。
9. きょうだいなのに性格が真逆
同じ家庭で育っているのに、きょうだいで特性も好みも正反対ということが珍しくありません。
10. 面談は話したいことの半分で時間切れ
事前にメモまで用意したのに、いざ面談が始まると話が広がって半分も話せないまま終わってしまいます。
③ 書類・事務のあるある
11. モニタリング時期が一斉に来る
個別支援計画のモニタリング時期がなぜか重なり、同じ月に集中してしまう。事務仕事の”渋滞”が起きやすいところです。
12. 提出直前にフォーマットが変わる
「明日提出」というタイミングに限って様式が更新されている。あるあるを通り越して事件です。
13. 記録を書こうとした瞬間に呼ばれる
「よし、書くぞ」と腰を据えた瞬間に限って、利用児からの呼びかけや電話が重なります。
14. 加算要件を毎回確認し直す
覚えているつもりでも、加算の要件は制度改定で変わることがあり、結局毎回見直すことになります。
15. 「あの書類どこいった」月1現象
「あの書類どこいったっけ」という会話が、月に一度は職員室のどこかから聞こえてきます。
④ 職員間・運営のあるある
16. 申し送りノートが本人日記化する
業務連絡のはずの申し送りノートが、気づけばその日の出来事日記のように詳しくなっていることがあります。
17. 新人さんの「これでいいですか」に全力で応える
新人職員からの「これでいいですか」という確認に、つい詳しく丁寧に答えたくなってしまいます。
18. ヒヤリハットが増える時期は決まっている
長期休みや新年度など、環境が変わる時期はヒヤリハットの報告がいつもより増える傾向があります。
19. 会議が延びると誰かが時計を気にする
職員会議が予定時間を超えてくると、お迎えや退勤時間が気になって誰かがそわそわし始めます。
20. ベテランと若手で”色”が違うから助け合える
同じ利用児への対応でも、ベテランと若手で少しずつやり方の”色”が違う。それぞれの良さがあります。
⑤ 送迎のあるある
21. 車内でテンションが真逆になる子たち
同じ車に乗っていても、テンションが上がる子と静かになる子、反応は本当にさまざまです。
22. 到着直前の「トイレ」申告
事業所まであと少し、というタイミングに限って「トイレ行きたい」の申告が入ります。
23. チャイルドシートの座席争い
「今日はここに座りたい」というこだわりがぶつかり、乗車前にひと悶着起きることがあります。
24. 忘れ物を家に取りに戻ることになる
出発してから「今日の持ち物忘れた」と気づき、家まで引き返すことがまれに発生します。
25. お迎えの車列、近隣の目が気になる
事業所前に送迎車が並ぶ時間帯は、近隣への配慮がいつも頭の片隅にあります。
書類も送迎も、地味だけど支援の土台を支えている大事な仕事です。「あるある」と笑いながら、お互いさまの気持ちで乗り切っていけたらと思います。
あるあるを”笑える余裕”を持つために
「あるある」を笑って共有できるのは、心と時間に少しゆとりがあるときです。もし今、笑えないくらい余裕がないと感じたら、それは頑張りすぎているサインかもしれません。一人で抱え込まず、休憩時間の雑談やミーティングで「あるある」を言い合うだけでも、気持ちがふっと軽くなることがあります。無理なく続けられるペースを、職員同士で守り合っていきましょう。
あるあるを笑える余裕があるときは、きっと心にゆとりがある証拠。しんどいときは笑えなくて当たり前です。無理せず、周りの職員にも頼ってくださいね。
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おわり



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