特別児童扶養手当とは?申込方法・(対象)条件・金額について簡単説明

スポンサーリンク
特別児童扶養手当子育て
この記事は約8分で読めます。
Pocket

特別児童扶養手当とは、障害がある子どもを持つ親にお金が支給される国の制度です。

凄いありがたい制度ですが、申請しないともらえませんので、知らないとそれまでですし、行政機関も病院も、誰もそれを教える義務がないんです。

なので本記事では、そんなお得な制度を知らずに損をしないよう、対象、条件、金額、相談先についてご説明します。

 

特別児童扶養手当って聞いたことはあるけど、どんなもの?うちは貰えるのかしら?

ヒコさん
ヒコさん

特別児童扶養手当は、条件があって金額も変わってきます。

わかりやすいように、簡単に説明しますね♪

 

 

スポンサーリンク

特別児童扶養手当とは?

特別児童扶養手当

  • 障害を持つ児童の、保護者や養育者へお金が給付される扶養手当
  • 「特別児童扶養手当等の支給に関する法律」1964年施行
  • 子供のために使ってもらう事を目的とする
  • 対象であっても、申請しないと貰えません

通常、児童とは“満18歳に満たないもの”と定義されることが多いですが、制度によってはこの児童という言葉が示す年齢が異なる場合があります。

特別児童扶養手当では、児童を”満20歳に満たないもの”と定義しています

参考:特別児童扶養手当等の支給に関する法律

 

 

 

特別児童扶養手当と児童扶養手当と児童手当の違い

児童の健全な育成のために、お金が支給される制度になります。名前は似ていますが、全く別の手当てになります。

  • 特別児童扶養手当は、障害がある児童に対する支援
  • 児童扶養手当制度は、主に一人親に対する子育て支援
  • 児童手当は、全ての児童に対する支援

突き詰めると子育て支援という意味では、目的は同じですね。

また、それぞれの条件をクリアする場合上記3つの手当は重複して支給を受けることが可能です。

参考:児童扶養手当について|厚生労働省

参考:児童手当について|厚生労働省

 

 

 

特別児童扶養手当の条件は4つ

特別児童扶養手当

特別児童扶養手当の支給を受け取るために、下記の5つの条件をクリアする必要があります。

  1. 障害を持つ児童が20歳未満
  2. 保護者などの扶養義務者の前年の所得が一定の額を超えていない
  3. 特別児童扶養手当の給付対象児童及び保護者(養育者)が、日本国内に住んでいる
  4. 特別児童扶養手当の給付対象児童が、施設に入所していない

 

※扶養義務者とは、生計を共にする者のこと。(一般的に一緒に過ごしている家族を指します)

所得は合計ではなく、最も所得が高い者の所得の額を条件とします。

特別児童扶養手当 所得制限

※1 所得額は、地方税法の都道府県民税についての非課税所得以外の所得等から、医療費控除、障害者控除及び寡婦控除等の額を差し引いた額です。

※2 ここに掲げた収入額は、給与所得者を例として給与所得控除額等を加えて表示した額です。

参考:特別児童扶養手当について|厚生労働省

 

 

 

特別児童扶養手当の支給額はいくら?

特別児童扶養手当の支給額は、障害の程度によって2つに分類されます。

  • 1級(重度) =月額52,500円
  • 2級(中程度)=月額34,970円

2021年2月時点(令和2年4月より適用)

参考:特別児童扶養手当について|厚生労働省

 

 

 

特別児童扶養手当の障害認定基準は?

療育手帳、身体障害者手帳にも等級がありますが特別児童扶養手当の等級とイコールではありません。しかし、特別児童扶養手当の等級は下記の様に手帳の等級と概ね同じになる場合が多いです。

特別児童扶養手当(1級)

  • 日常生活が困難で、常時支援を必要とする者
  • 療育手帳A1,A2及び身体障害者手帳1,2級相当

特別児童扶養手当(2級)

  • 日常生活において、支援が必要な者
  • 療育手帳B1,B2・身体障害者手帳3級または4級の一部相当

前述しました様に、手帳の等級イコールではありません。

なので手帳がなくても特別児童扶養手当の支給対象になる場合があります

発達障害等の診断がされており、手帳を取得していない場合も対象となる事があります

 

また、療育手帳や身体障害者手帳の等級と特別児童扶養手当の等級が一致しない場合があると言うのは、厳密には障害の種別によって、つまり診断書に記載されている障害名等で特別児童扶養手当の等級は変わってくるということです。

自身で判断すると、本当は対象だったのに貰い損ねる可能性もありますので、市町の障害福祉課や医師にご相談するのがいいでしょう。

引用:特別児童扶養手当等の支給に関する法律施行令別表第3における障害の認定について|厚生労働省

 

 

 

特別児童扶養手当の受給時期

特別児童扶養手当の申請が認定後、認められた月の翌月分から手当が支給されます。

  • 支払いは年3回(4月、8月、11月)
  • 4ヶ月分の金額がまとまって入る。(1級20万超、2級15万超)
  • 指定した金融機関への振り込み
振り込みは11日になります、ただし土日祝日の場合は直近の平日になります。

 

 

 

特別児童扶養手当の申し込み方法・必要な書類

特別児童扶養手当

特別児童扶養手当の申し込は、必要な書類を用意し、市区町村の窓口にて手続きをいます。

市区町村窓口は、主に障害福祉課になりますが、市区町村によって名称が違ったりする場合があります。また手続きに必要なものが市区町村によっては少し異なる場合があるので、窓口にご確認ください。

 

 

 特別児童扶養手当の手続きに必要な書類

特別児童扶養手当の申請に必要な書類は、下記のものになります。

  • 「氏名、顔写真、住所、生年月日」が記載された原本1点、もしくは「生年月日、氏名」及び「住所、氏名」が記載された原本合わせて2点
  • 住民票の写し(世帯全員)
  • 特別児童扶養手当振込先口座申出書
  • 請求者本人の印鑑(認印でも良い)
  • 特別児童扶養手当認定診断書(医師に作成を依頼します)
  • マイナンバーカード又はマイナンバー通知カード(請求者と同居している人全員分)
  • ※1:謄本(請求者と対象児童のもの)
  • ※2:預金通帳(請求者名義)
  • ※3:特別児童扶養手当用所得証明書(請求者、配偶者そして扶養義務者分)

※1:戸籍謄本の発行は本籍地でしかできません。

※2:通帳は対象児童の名義ではありません。

※3:市区町村の窓口(概ね障害福祉課)で発行してもらいます。

診断書は窓口で指定の用紙をもらいますが、医療機関にも準備されている事が多いです。

 

特別児童扶養手当の申請に、追加で必要になる場合がある書類

  • 所得証明書(前年1月1日現在で現住所に住民票のなかった人の場合)
  • 別居監護事実証明(対象児童と世帯を共にしていない場合)
  • 養育証明(実の両親でない方が請求する場合に、養育の実態を証明するために必要になります)
  • 身体障害者手帳・療育手帳
手帳は不要の場合があります。病院のソーシャルワーカー又は役所窓口にご相談下さい。

 

 

 

特別児童扶養手当の更新

特別児童扶養手当は申請が受理された後、定期的に更新する必要があります。障害の程度が重くなったり軽くなったりする事があるためです

特別児童扶養手当の更新に必要な書類

  • ※1:再認定請求
  • ※2:所得状況届

※1:改めて障害認定診断書の提出が必要となります。

※2:8月11日〜9月10日までの間に提出、その後審査となります。

所得状況届を出していないと支給されない事になりますので、注意が必要です。また、2年間届出をしないと特別児童扶養手当を受け取る資格事態がなくなります。

 

特別児童扶養手当受給者の状況が変わった際に、変更手続きが必要なもの一覧

  • 住所変更届(引っ越し等で住所を変更した時)
  • 氏名変更届(結婚等で氏名が変わった時)
  • 手当額改定請求書(障害が重くなり等級が変わりそうな時、手当をもらう児童が増えた時)
  • 手当額改定届(障害が軽くなり等級が変わりそうな時、手当をもらう児童が減った時)
  • 証書亡失届(証書を破損、紛失した時)
  • 資格喪失届:(施設に入所した時など)
  • 支払金融機関変更届(特別児童扶養手当の振込先を変える時)

 

 

特別児童扶養手当の更新手続き方法

  • 個人によって異なった期限が設けられています。
  • 行政機関より事前に用紙が送られてきます。ので必要な書類を準備します。
障害認定診断書が期限を経過した後で提出された場合は、遅れた期間手当をもらう事ができません、提出された翌月からの支給となります。

 

 

特別児童扶養手当に関する医師の診断書依頼の注意事項

医師の診察予約は地域によっては、なかなか取れない場合もあります。申請期限を過ぎないよう前もって予約しておいたほうが良いでしょう。

更新の場合は行政から通知が来て気付く場合もありますが、直前ですので把握しておいて先回りで予約しておいた方がいいですね。

診断書作成の予約は前もって早めに行いましょう。

 

 

まとめ

  • 受給資格があっても、申請しないと貰えない
  • 貰える可能性がある事を、病院が教えてくれる事もあるが、必ずではない
  • 支給額は1級52,500円、234,970円
  • 手当は4ヶ月に1回まとまって入る
  • 更新がある(更新には意見書が必要になってくる)
  • 意見書の依頼は早めにする必要がある

子育てには何かとお金がかかります。障害の程度によってはそれに応じて必要な出費もありますよね。国からお金が支給されるという、大変ありがたい制度なのですが、残念なことに知らないと貰えませんので、まずはかかりつけの医師に相談してみましょう。具体的な手続きに関しては病院のソーシャルワーカーや市区町村窓口にお尋ねください。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました