🔢 認知・実行機能
日常の手順・数の順番・お話の順番を正しく並べる練習です。最初に2秒ヒントを表示してから隠します。順序概念・計画力・ワーキングメモリを楽しく鍛えます。
Contents
このツールでできること
「朝の支度の順番がいつもバラバラになる」「お話の内容を『はじめ・なか・おわり』で説明できない」——物事を正しい順番で並べたり、順序立てて考えたりする力は、生活動作から会話・作文まで、幅広い場面に関わっている力です。この力が弱いと、やることは分かっていても、順番でつまずいて混乱してしまうことがあります。
「順序・シーケンス並べ」は、生活の一場面やお話の流れを表すイラストカードを、正しい順番に並べ替えるゲーム形式のツールです。並べ替えながら「何が先か」「なぜその順番か」を考える練習ができます。
| 対象のめやす | 未就学児〜小学校中学年(順番立てて考えるのが苦手なお子さん向け) |
|---|---|
| 使う場面 | 療育の個別支援、生活スキルトレーニング、家庭での朝の支度の練習 |
| 形式 | ブラウザで遊べる無料の並べ替えゲーム(インストール不要) |
| 準備するもの | スマホ・タブレット・パソコンのいずれか(タッチ操作ができる端末がおすすめ) |
| ねらい | 物事の順序を理解し、見通しを持って考える力を育てる |
| 関連する場面 | 朝の支度、お話の順序立て、作文や発表での構成 |
こんな場面で使えます
- 放課後等デイサービスの認知トレーニングの活動として
- 児童発達支援で、日常の手順を順番に並べる遊びに
- 集団での活動の説明が入りにくい子の、事前の練習として
- 「はじめ・なか・おわり」で話すのが苦手なお子さんの支援に
- ご家庭で、朝の支度の順番を一緒に確認するときに
使い方(3ステップ)
① 身近な生活場面から始める
「起きる→顔を洗う→着替える」のような、普段の生活でなじみのある場面から始めます。実生活の流れと重なる分、取り組みやすく感じやすいテーマです。
② 「なぜその順番か」を言葉にする
正しく並べられたら、「どうしてこの順番にしたの?」と理由を聞いてみます。理由を言葉にすることで、順序の理解がより深まり、他の場面にも応用しやすくなります。
③ お話の流れの並べ替えに挑戦する
生活場面に慣れてきたら、簡単なお話の「はじめ・なか・おわり」を並べ替える練習にも挑戦します。物語の流れを掴む練習は、読解や作文の土台にもつながっていきます。
使うときの声かけ例
- 「最初に何をするといいと思う?」(順序を本人に考えさせる)
- 「どうしてその順番にしたのか教えて」(理由を言葉にさせる)
- 「朝の支度も、これと同じ順番だね」(生活場面と結びつける)
- 「間違えても大丈夫、並べ直してみよう」(やり直しを前向きに促す)
ヒコ先生
朝の支度がいつもバラバラになってしまうお子さんの中には、やる気の問題ではなく、そもそも「順番」という概念自体がまだ定着していないケースが少なくありません。イラストで順番を並べる練習は、実際の生活動作の見通しを持たせる土台としても役立ちます。
朝の支度がいつもバラバラになってしまうお子さんの中には、やる気の問題ではなく、そもそも「順番」という概念自体がまだ定着していないケースが少なくありません。イラストで順番を並べる練習は、実際の生活動作の見通しを持たせる土台としても役立ちます。
使うときの注意点
- 正解にたどり着くまでの試行錯誤も練習のうちだと捉え、途中で口を出しすぎないようにしてください
- 順番の感覚には家庭ごとの違いもあるため、絶対的な正解として押しつけすぎないでください
- 並べ替えに時間がかかっても急かさず、本人のペースを尊重してください
- 実際の生活場面(朝の支度など)でも、視覚的な順番表と組み合わせると定着しやすくなります
- 順序立てて考えることに強い困難が続く場合は、専門機関への相談もあわせて検討してください
順序立てて考える力は、生活動作から学習面まで幅広く関わる、いわば「見通しを持つ力」の土台です。ゲームで培った並べ替えの感覚を、実際の朝の支度表や持ち物チェックなど、生活の中の場面にも応用していくと、より実感を持って力が生きてきます。



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