🏙️ 認知・実行機能
施設を配置して住みよい街を設計するSTEAMまちづくりツールです。計画力・社会理解・トレードオフ思考を楽しく体験します。
🔬 STEAM教育について詳しく
このツールでできること
「全体を見ずに、目についたものから手をつけてしまう」「配置や間取りをイメージするのが苦手」——空間の中で物事の関係を捉え、全体を見渡してから組み立てる力は、整理整頓や図工、生活動線の理解などさまざまな場面で必要になります。この力は、平面や地図を見て考えるだけでなく、実際に要素を配置してみる体験を通して育っていきます。
「STEAMまちづくりエンジニア」は、道路・建物・公園などの要素を画面の中に配置して、一つのまちを作り上げていくツールです。同じSTEAM系でも、ロボットの操作(順番に命令を並べる思考)とは異なり、これは「全体を俯瞰して、要素同士の関係やバランスを考えながら空間に配置する力」に焦点を当てています。どこに何を置くと便利か、全体としてまとまりが出るかを考える経験が中心です。
| 対象のめやす | 小学校低学年〜中学年(空間把握・全体を見渡して考える練習をしたいお子さん向け) |
|---|---|
| 使う場面 | STEAM教育の導入、空間認知の練習、家庭での想像力あそび |
| 形式 | ブラウザで遊べる要素配置型のまちづくりゲーム(インストール不要) |
| 準備するもの | スマホ・タブレット・パソコンのいずれか |
| ねらい | 全体を俯瞰し、要素同士の関係やバランスを考えて配置する力を育てる |
| 関連する場面 | 部屋の整理整頓、図工での配置の工夫、地図や間取りを読む場面 |
空間認知の練習に関心のある保護者の方だけでなく、図工や生活単元学習の教材を探している支援者の方にも取り入れやすい内容にしています。
こんな場面で使えます
- 放課後等デイサービスのSTEAM活動として。作った街を見せ合う集団の活動にもなります
- 児童発達支援で、街にある建物の名前を知る遊びとして
- 「目についたものから手をつけてしまう」お子さんが、全体を見る練習に
- 雨の日で外に出られない日の活動に
- ご家庭で、家族で相談しながら作る遊びとして
使い方(3ステップ)
① どんなまちにしたいかを話し合う
配置を始める前に、「にぎやかなまちにしたい」「静かで自然が多いまちにしたい」など、作りたいイメージを言葉にしてみます。全体像を先に持つことが、配置の判断軸になります。
② 要素を置きながらバランスを見る
道路や建物、公園などを一つずつ配置しながら、「ここに置いたらどう見えるかな」と全体のバランスを一緒に確認します。置いてから見直す、という行き来を繰り返します。
③ できあがったまちを俯瞰して説明する
完成したまちを見渡しながら、「ここは何のために置いたの?」と本人に説明してもらいます。空間の中の意図を言葉にする経験が、俯瞰して考える力をさらに強めます。
使うときの声かけ例
- 「どんな感じのまちにしたい?」(全体イメージを先に言葉にさせる)
- 「ここに置いたら、まちからどう見えるかな」(配置と全体の関係を意識させる)
- 「道路と建物、どっちを先に置こうか」(優先順位を考えさせる)
- 「このまち、どこが工夫したところ?」(できあがりを振り返って言語化させる)
片付けが苦手な子の中には、目の前のものだけを見てしまい、部屋全体をイメージして考えるのが苦手なタイプが少なくありません。まちを俯瞰して配置する経験を積むことは、こうした空間把握の練習としても役立つと感じています。
使うときの注意点
- 正解のまちの形はないので、本人の作りたいイメージを尊重してください
- 要素を置くたびに評価や訂正をせず、まず最後まで作らせてから振り返ってください
- 配置が思うようにいかず崩れてしまっても、やり直しがきくことを伝えて安心させてください
- 空間の理解に強いつまずきが見られる場合は、専門機関への相談もあわせて検討してください
空間の中で全体を俯瞰して考える力は、片付けや持ち物の整理、地図を読む場面など、生活のさまざまな場所で必要になります。画面の中で自由にやり直せるまちづくりは、失敗を気にせず何度も配置を試せる貴重な練習の場になります。完成した形そのものよりも、「どう考えて置いたか」という過程を大切にしながら見守ってあげてください。



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