🤖 認知・実行機能
ロボットに命令を入力してゴールまで届けるSTEAMプログラミング思考ゲームです。順序・計画・論理的思考力を養います。
🔬 STEAM教育について詳しく
このツールでできること
「やることが多いと、どれから手をつけていいか分からなくなる」「途中で手順がぐちゃぐちゃになる」——物事を順番通りに組み立てて実行する力は、支度や宿題など日常のあらゆる場面に関わってきます。この力は説明だけではなかなか育たず、実際に「順番を組んで、動かして、間違いに気づいて直す」という経験を積むことで少しずつ育っていきます。
「STEAMロボットおつかいプログラミング」は、「まえに進む」「みぎに曲がる」といった命令カードを順番に並べて、ロボットをゴールまで導くツールです。この4本のSTEAMツールの中でも、これは特に「手順を分解し、順番通りに組み立てる力」に焦点を当てています。思った通りに動かなかったときに「どこで間違えたか」を一つずつ確かめ直す作業は、プログラミング的思考の土台そのものです。
| 対象のめやす | 小学校低学年〜中学年(手順を組み立てる・順序立てて考える練習をしたいお子さん向け) |
|---|---|
| 使う場面 | STEAM教育の導入、プログラミング的思考の練習、家庭での思考力あそび |
| 形式 | ブラウザで遊べる命令ブロック式のロボット操作ゲーム(インストール不要) |
| 準備するもの | スマホ・タブレット・パソコンのいずれか |
| ねらい | 手順を分解し、順番通りに組み立てて実行する力(プログラミング的思考)を育てる |
| 関連する場面 | 朝の支度の手順、宿題の進め方、料理や作業の手順を組み立てる場面 |
プログラミング教育に関心のある保護者の方だけでなく、手順を分解して教える工夫を探している支援者の方にも扱いやすい構成にしています。
こんな場面で使えます
- 放課後等デイサービスのSTEAM・ICT活動として
- 児童発達支援で、順番に命令を並べる遊びとして
- 集団で同じコースに挑戦し、解き方を見せ合う活動に
- 「やることが多いと、どれから手をつけるか分からなくなる」お子さんの支援に
- ご家庭で、プログラミング学習の入り口として
使い方(3ステップ)
① ゴールまでの道のりを目で確認する
ロボットを動かす前に、まずゴールまでどんな道があるかを一緒に目で追います。頭の中でおおまかな道筋を描いてから命令を組み立てることが、最初の重要なステップです。
② 命令カードを順番に並べる
「まえに進む」「みぎに曲がる」などの命令カードを、実際に動かしたい順番通りに並べていきます。一つずつ声に出しながら並べると、順序の感覚がより定着しやすくなります。
③ 動かしてみて、違ったら一つずつ見直す
思った通りに進まなかったときは、最初からやり直すのではなく「どの命令で違ったか」を一つずつ確認します。この見直し作業こそが、間違いを特定して直す力(デバッグ的思考)につながります。
使うときの声かけ例
- 「ゴールまでどんな道があるか、指でなぞってみようか」(見通しを立てる声かけ)
- 「次はどの命令を置こうか」(一つずつ考えさせる声かけ)
- 「どこまでは合っていたかな」(全部やり直しではなく部分的な検証を促す)
- 「自分で間違いを見つけられたね」(デバッグできたこと自体を認める)
支度や宿題でつまずく子の多くは、やる気がないのではなく「手順をどう分解していいか分からない」だけということがよくあります。ロボットを動かす練習を通して、物事を小さなステップに分ける感覚が身につくと、日常の手順の組み立ても少しずつ楽になっていきます。
使うときの注意点
- 間違えたときにすぐ正解を教えず、一緒に命令を一つずつ確認する時間を大事にしてください
- 最初は簡単なコースから始め、成功体験を積んでから難易度を上げてください
- 思い通りに動かせず癇癪気味になった場合は、一度休憩を挟んでから再挑戦してください
- 手順の理解に強いつまずきが続く場合は、専門機関への相談もあわせて検討してください
順序立てて物事を進める力は、学校や社会に出てからも一生使い続ける基礎的な力です。プログラミング自体を将来使うかどうかよりも、「大きな目標を小さな手順に分けて、一つずつ確かめながら進める」という考え方そのものに価値があります。うまく動かせない日があっても、それは失敗ではなく検証の途中と捉えて、一緒に見直す時間を大切にしてください。



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