「ターゲットを見つけたらタップ!ちがうものはタップしない!」——30秒間の集中力チャレンジです。
画面に次々と現れるアイテムの中から、お題のターゲットだけをすばやくタップします。選択的注意力(必要なものだけに注目する力)と衝動抑制(余計なものを押さない力)を、ゲーム感覚で楽しく練習できます。
- 🌱 やさしい〜🔥 むずかしい の3段階で難易度調整
- 🍎 くだもの/🐶 どうぶつ/⭐ かたち の3テーマから選択
- ゲーム後に「集中力スコア(%)」で成長を確認
このツールでできること
「探し物をお願いしても目の前にあるのに見つけられない」「黒板の文字を写す途中でどこを見ていたか分からなくなる」——たくさんの情報の中から必要なものだけを見つけ出す「選択的注意」の力は、学習にも生活にも深く関わる力ですが、意識してトレーニングする機会は意外と少ないものです。
「注意力タイムチャレンジ|ターゲットを見つけよう!」は、画面いっぱいに並んだ絵や記号の中から、指定されたターゲットを制限時間内に見つけて選ぶゲームです。ゲーム感覚で取り組みながら、視覚的な注意力・集中力を繰り返し鍛えられる作りになっています。
「集中しなさい」と言葉で伝えるだけでは、なかなか力はついていきません。楽しみながら繰り返し取り組める形にすることで、本人が自然と注意を向ける経験を積み重ねられるようにしています。
| 対象のめやす | 小学校低学年〜中学年(探し物や見落としが気になるお子さん向け) |
|---|---|
| 使う場面 | 学習支援の導入、集中力トレーニング、放課後等デイサービスでのすきま時間 |
| 形式 | ブラウザで遊べる無料の視覚探索ゲーム(インストール不要) |
| 準備するもの | スマホ・タブレット・パソコンのいずれか |
| ねらい | たくさんの情報の中から必要なものを見つけ出す選択的注意の力を鍛える |
| 関連する場面 | 黒板の書き写し、忘れ物・探し物の場面、プリントの中から必要な情報を探す作業 |
こんな場面で使えます
- 放デイの活動の合間に、30秒でできる切り替えの課題として
- 児童発達支援で、見て選ぶ・待つ練習の入り口に
- 集団で同じテーマに挑戦して、スコアを見せ合う遊びとして
- 「必要なものだけに注目するのが難しい」お子さんの支援に
- ご家庭で、宿題を始める前の短いウォームアップに
使い方(3ステップ)
① ターゲットを先に確認してから探し始める
ゲームを始める前に「今日探すのはこれだね」とターゲットの形を一緒に確認します。何を探すのかが曖昧なまま始めると、集中力が散漫になりやすいため、この確認を丁寧に行います。
② スピードより見つけた数を重視する
時間内にどれだけ見つけられたかを重視し、速さそのものは二の次にします。焦って雑に探すよりも、着実に見つける経験を積むことを優先します。
③ 難易度を少しずつ上げていく
慣れてきたら、対象の数を増やしたり似た形を混ぜたりして難易度を上げます。急に難しくせず、「今日はここまでできた」という達成感を積み重ねながら進めます。難易度を上げすぎて嫌になってしまっては本末転倒なので、本人の表情や様子をよく見ながら調整してください。
使うときの声かけ例
- 「今日探すのはこの形だね、覚えておこうか」(ターゲットの事前確認)
- 「急がなくて大丈夫、しっかり見て探そう」(焦らず取り組む姿勢を促す)
- 「今の時間で〇個も見つけられたね」(数字を使って具体的にほめる)
- 「もう少し難しいのに挑戦してみる?」(本人のペースで難易度を上げる)
「注意力がない」と一括りに言われがちですが、実際には見るべきものを絞り込む力がまだ育っていないだけ、というケースをよく見かけます。ゲーム感覚で楽しみながら繰り返すうちに、探し物や忘れ物が少しずつ減っていったお子さんもいます。
使うときの注意点
- 制限時間があせりにつながりすぎる場合は、時間を気にしないモードでの練習も取り入れてください
- 見つけられない問題が続くときは、難易度を下げて成功体験を優先してください
- 画面を注視し続ける活動のため、1回のプレイは短めに区切り、目の疲れに配慮してください
- 結果の数字だけでなく、取り組む姿勢や集中していた時間も認めてあげてください
- 学習面での見落としが生活に大きく影響している場合は、専門機関への相談もあわせて検討してください
- 結果の数字だけに注目せず、集中して取り組めていた時間そのものも認めてあげてください
必要なものを見つけ出す注意力は、繰り返し使うことで少しずつ鍛えられていく力です。うまく見つけられない日があっても、「探す力を育てている途中」だと捉えて見守ってあげてください。楽しく続けられることが、力を伸ばす一番の近道です。



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