🏠 生活習慣
朝の準備・帰宅後の片付けを自立化するルーティントレーニングツールです。
実行機能・見通しをもった生活習慣の形成を支援し、「忘れ物ゼロ」への道をサポートします。
このツールでできること
「持ち物の準備に毎朝時間がかかる」「遊んだ後の片付けを何度言っても始めない」——支度や片付けは、いくつもの小さな行動が積み重なった一連の手順であり、全体の見通しが持てないと、どこから手をつけていいか分からず止まってしまうことがあります。
「準備・片付けルーティントレーニング」は、朝の支度や遊んだ後の片付けの手順を、一つずつ順番通りに並べたり確認したりしながら練習できるツールです。手順を覚えることそのものよりも、「次に何をするか」が自分で分かる感覚を育てることをねらいとしています。
口頭で何度も指示を繰り返すより、手順そのものを見える形にして自分で確認できるようにするほうが、本人の自立につながりやすいというのは、現場で繰り返し感じてきたことです。
| 対象のめやす | 未就学児〜小学校低学年(支度や片付けの手順に迷いが見られるお子さん向け) |
|---|---|
| 使う場面 | 生活動作の指導、放課後等デイサービスでの帰り支度の練習、家庭での朝の準備 |
| 形式 | ブラウザで遊べる無料の手順練習ゲーム(インストール不要) |
| 準備するもの | スマホ・タブレット・パソコンのいずれか |
| ねらい | 支度・片付けの手順を分解して見える化し、見通しを持って動けるようにする |
| 関連する場面 | 登園・登校前の準備、遊び終わった後の片付け、学校での持ち物整理 |
使い方(3ステップ)
① 実際の手順と照らし合わせながら進める
画面上の手順を、実際に家庭や施設で使っている手順と照らし合わせながら進めます。「うちではこの順番だね」と、実生活の手順との違いも確認しておくと混乱を防げます。
② 一つの手順が終わるごとに確認する
手順を一気に進めるのではなく、「これができたね、次は何だっけ」と一つずつ確認しながら進めます。全体を一度に覚えようとせず、区切りながら定着させます。
③ 実際の支度・片付けの場面で同じ手順を使う
練習で使った手順の順番を、実際の朝の支度や片付けの場面でもそのまま使います。画面の中と実生活で同じ順番になっていることが、スムーズな行動につながります。最初は大人が横について一緒に確認し、慣れてきたら少しずつ見守る距離を広げていくとよいでしょう。
使うときの声かけ例
- 「次は何をするんだっけ」(自分で思い出す機会を作る)
- 「一つできたね、その調子」(手順ごとの完了を具体的にほめる)
- 「おうちでもこの順番でやってみようか」(実生活への橋渡し)
- 「忘れちゃっても大丈夫、一緒に確認しよう」(間違いを責めない雰囲気づくり)
「何度言っても片付けない」という相談の裏には、やる気の問題ではなく、次に何をすればいいか分からず止まっているケースが少なくありません。手順を見える形にしてあげるだけで、驚くほどスムーズに動き出すお子さんを何人も見てきました。
使うときの注意点
- 画面上の手順と実際の家庭・施設の手順が違う場合は、実際の手順に合わせて説明を補ってください
- 手順を間違えても叱らず、一緒にやり直す姿勢を保ってください
- できるようになった手順は、練習を離れて実際の生活場面で使う機会を意識的に作ってください
- 手順の数が多すぎると感じる場合は、いくつかに分けて少しずつ練習してください
- 見通しの持ちにくさが強く生活全般に影響している場合は、専門機関への相談もあわせて検討してください
- できるようになった手順を急に増やさず、一つずつ確実に定着させてから次に進んでください
支度や片付けは、繰り返すほど手が自然と動くようになっていく行動です。うまくいかない日があっても、「手順が体になじんでいく途中」だと捉えて見守ってあげてください。焦らせず、同じ手順を繰り返せる環境を整えてあげることが何より大切です。



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