ねえ先生、ひとりじゃなくて 力をあわせるのは、どうしていいの?
いい質問だね。力を合わせると、ひとりではできないことができる。相手に合わせたり、順番を守ったり——協力は人と関わる力そのものを育てるんだよ。
協力・協働スキル無料トレーニングツールとは?
友だちと協力する力・ソーシャルスキル(SST)を楽しく練習できる無料の療育ツールです。グループ活動・コミュニケーション支援に最適です。
- 2人以上で取り組む協力型ゲーム形式
- 「一緒にやろう」「ありがとう」など場面に合った言葉を自然に練習
- ソーシャルスキルトレーニング(SST)の導入として活用
- 完全無料・登録なし・インストール不要
こんな場面で使えます
- 放課後等デイサービスのグループSST活動
- 特別支援学級の友だち関係・コミュニケーション学習
- 「一人で抱え込んでしまう」「友だちと協力できない」お子さんの支援
よくある質問
Q. 1人でも使えますか?
支援者の方が一緒に相手役になることで1対1でも取り組めます。グループ(2〜4人)での使用が最も効果的です。
Q. 無料で使えますか?
はい、完全無料です。登録・インストール不要でこのページからすぐ使えます。
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おわり
このツールでできること
「一人遊びは得意だけど、友だちと一緒に何かをするのが苦手」というお子さんは少なくありません。相手のペースに合わせる、自分の役割以外にも気を配る、うまくいかなかったときに相手を責めずに次を考える——協力・協働には、実はたくさんのスキルが詰まっています。「協力・協働スキル練習ゲーム」は、2人(保護者とお子さん、きょうだい、友だち同士など)でひとつの画面を見ながら、役割を分担して1つのミッションをクリアしていくゲームです。
「自分だけでは完結しない」「相手の動きを待つ・合わせる」という体験を、遊びの中で積み重ねることができます。勝ち負けを競うゲームとは違い、2人で力を合わせないとクリアできない設計になっているため、自然と「一緒にやり遂げる」という感覚が育ちやすいのが特徴です。
| 対象のめやす | 小学校低学年〜高学年(2人1組で取り組める年齢のお子さん) |
|---|---|
| 使う場面 | 療育の小集団支援、きょうだいや友だちとの関わりの練習、家庭での親子活動 |
| 形式 | ブラウザで2人一緒に遊べる無料のゲーム形式トレーニング |
| 準備するもの | スマホ・タブレット・パソコンのいずれか1台と、一緒に取り組む相手 |
| ねらい | 役割分担・相手に合わせる・一緒にやり遂げる経験を積む |
| 関連する場面 | 班活動・グループワーク、きょうだいでの遊び、友だちとの共同作業 |
- 2人でないとクリアできない設計:自然と協力せざるを得ない場面が生まれます
- 役割分担がはっきりしている:何をすればいいかが明確なので、取り組みやすくなっています
- 短時間で1ミッション完結:長時間の集中力を求めない設計です
集団活動が苦手なお子さんの多くは、集団そのものが嫌いなのではなく、「何をすればいいかわからない」「うまくいかなかったときにどうすればいいかわからない」という不安を抱えています。まず2人という小さな単位で成功体験を積むことが、その後の集団活動への抵抗感を減らす第一歩になります。
使い方(3ステップ)
2人で取り組むという時点で、すでにハードルが高いと感じるお子さんもいます。最初は保護者や支援者が相手役になり、慣れてきたら友だちやきょうだいへと相手を広げていくのがおすすめです。以下の3ステップを目安に進めてみてください。
① 2人の役割を確認する
ゲームを始める前に「Aさんはこっちの役、Bさんはこっちの役」と役割をはっきり伝えます。役割があいまいだとトラブルの原因になるため、最初にしっかり確認します。どちらの役割が良い・悪いということはない、という前提も一緒に伝えておくと納得しやすくなります。
② 声をかけ合いながら進める
「せーの」「次はそっちだよ」など、進行中も声をかけ合うことをすすめます。最初はうまくいかなくても、途中で止めて役割を確認し直してかまいません。声かけの言葉そのものを大人が最初に見本として示してあげると、真似しやすくなります。
③ クリアできたら一緒に喜ぶ
ミッションをクリアできたら「2人でできたね」と、個人の成果ではなく2人の成果として一緒に喜びます。うまくいかなかった場合も、次はどうすればいいか2人で話す時間を持ちます。この振り返りの時間こそが、協働スキルを育てる大切なプロセスです。
使うときの声かけ例
- 「〇〇さんはこっち、△△さんはこっちを担当だよ」(役割を明確に伝える)
- 「相手が今何をしているか、見てから動いてみようか」(相手を見る意識づけ)
- 「2人でクリアできたね、すごいチームワークだね」(協働そのものを評価する)
- 「うまくいかなかったね。次はどうしたらいいと思う?」(振り返りを一緒に行う)
- 「役割を交代してもう一回やってみようか」(違う立場を体験させる)
放課後等デイサービスの小集団活動でも、最初は「自分の役割だけやって満足」という子が多いです。それでも大丈夫です。何度か繰り返すうちに、少しずつ相手の様子をうかがう場面が増えていきます。焦らず回数を重ねることを大切にしています。
きょうだいで取り組む場合、年齢差があるとどうしても上の子がリードしがちです。時々役割を交代して、下の子にもリードする経験をさせてあげると、お互いの立場を理解するきっかけになります。
使うときの注意点
- 役割分担でもめてしまう場合は、最初に大人が役割を決めてしまってもかまいません
- 失敗したときに相手を責める言葉が出たら、その場で「責めなくていいんだよ」と伝えてください
- 2人の力量差が大きいと、一方が一方的に進めてしまうことがあります。様子を見て役割を調整してください
- 強いこだわりからうまくいかないことへの拒否感が強い場合は、無理に続けず一度お休みしてください
- 相性が合わない相手と無理に組ませると、かえって関係がこじれることがあります。まずは大人と1対1で練習してから友だちとの活動につなげるのもおすすめです
- 「勝ち負け」のあるゲームではないことを事前に伝えておくと、競争意識が強すぎて協力どころではなくなる事態を防げます
協力・協働のスキルは、大人になってからも職場や地域での人間関係の土台になる力です。子どものうちから「一人でできないことも、誰かと力を合わせればできる」という経験を重ねておくことは、将来的に助けを求めたり、頼ったりすることへの抵抗感を減らすことにもつながります。うまくいかない日があっても、それは失敗ではなく、次にどう関わればいいかを学ぶための材料だと捉えて、繰り返し取り組んでみてください。



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